御本殿は、総檜の神明造りです。猿田彦大神をはじめ、天孫瓊々杵尊、栲幡千々姫命、木花咲耶姫命、天之鈿女命、行満大明神、合祀三十二神が祭られています。参拝者のご祈祷は、拝殿にて厳かに奉仕されます。
猿田彦大神の妻神・天之鈿女命を主神として祀る「椿岸神社」。芸道の祖神、鎮魂の神、夫婦円満、縁結びの神として崇敬され、神前挙式も行っています。
参道の中ほどにたたずむ前方後円墳は、猿田彦大神の御陵です。山本神主家は、大神直系の神主家として、この御陵を神代より守り続けています。
「御船磐座」は、謡曲「鈿女(うずめ)」にうたわれている神代の神跡。この地に天孫瓊々杵尊一行の御船が到着されたと伝承されてきた場所です。
「獅子堂」の名前は、聖武天皇の勅願により奉納された獅子頭が由来です。3年ごとに獅子神御祈祷神事が、前庭にて奉納されます。通常は、交通安全祈祷、車輌清め祓いを行っています。
猿田彦大神の神裔である行満大明神をはじめ、鈴鹿七福神の一つである延命長寿の神・寿老神などをお祀りしています。また、当神社にご尽力いただいた役員・崇敬者の御霊を祀り、慰霊顕彰を行っています。
平安後期の作といわれる地蔵尊が奉斎されています。昔から難病平癒に霊感あらたかと信仰され、地元はもとより全国各地から参拝者が訪れています。
標高906.1m、高山入道ヶ嶽の山頂には奥の宮が鎮座します。一帯には、太古の祭祀跡である磐座が点在しています。
挙式披露宴をはじめ、企業の研修・セミナー、ご家族・グループの参拝休憩など、各種会場や食事、宿泊にご利用いただける多目的施設です。(披露宴は80名様まで)
400名まで収容可能な大広間「椿の間」から、大小和室や会議室、宿泊室まで備えた研修施設です。食堂、売店は、参拝者の休憩所としてご利用いただけます。
日本の心をこよなく愛した松下幸之助翁が茶道の発展を祈念し、庭園とともに寄進された茶室(小間、広間、立札席の三室)。流派を問わず、一般に広く開放し、安らぎの空間としてご利用いただいております。
弓道場「椿自彊館」は、自己の改革、精神修行の場として生まれました。春と秋には奉納弓道大会を開催。多くの方がにご利用いただいています。
ワシントン州グラナイトフォールズ市に鎮座する椿大神社の米国分社はカナダ、ブリティッシュコロンビア州ナップ島にあるカナダ分社神明神社内に遷座いたしました。本宮に準じた祭典奉仕はもとより、文化交流の拠点として活動しています。
URL https://www.shinmei.ca